Gemini Lake搭載マザーが初登場

ASRockの「J4105-ITX」は、Intelの新型CPU「Celeron J4105」を搭載したMini-ITXマザーボードだ。J4105は、「Apollo Lake」の後継となる「Gemini Lake」世代の4コアCPUで、搭載モデルが店頭に登場するのはこれが初めて。製品はファンレス(TDPは10W)で、DDR4-2400 SO-DIMM×2が利用できる。価格は13,000円前後。

  • ASRockの「J4105-ITX」。初のGemini Lake搭載マザーボードとなる

  • 2本のメモリスロットはCPUの右と下に配置。そのほかPCI Express x1も

スペックは従来モデル「J4205-ITX」に似ているが、メモリがDDR3からDDR4に変わった点には注意が必要。VGA、DVI、HDMIによる3画面出力に対応している点などは従来と同じだ。内蔵GPUは強化されており、コストパフォーマンスがさらに高くなったと言えるだろう。なお上位モデル「J5005-ITX」もラインナップするが、こちらは3月中旬の発売予定。

Ryzen APU対応の安価なX370マザー

またASRockからは、Socket AM4向けのX370搭載マザーボード「X370 Pro4」も発売となっている。ミドルレンジのモデルながら、デュアルM.2、USB3.0タイプC、3種類のグラフィックス出力端子、ELNA製オーディオコンデンサなどを備え、拡張性と品質は非常に高い。TSUKUMO eX.での価格は15,098円。

  • ASRockの「X370 Pro4」。GPU内蔵の「Ryzen Desktop APU」にも対応する

  • ブラックを基調にしたシンプルな構成。豊富なインタフェースを備える