DeNAトラベルが「若者の〇〇離れ」に関する調査結果を2月23日に発表している。調査期間は2018年2月8日~2月11日、有効回答は10代~70代の個人1,184人。

33%が「若者の車離れ」実感

自身が感じている「若者の〇〇離れ」を選んでもらったところ、全世代で最も多かったのは「車離れ」で33.0%。以下、「新聞離れ」が13.2%、「読書離れ」と「結婚離れ」が同率の7.9%、「お酒離れ」が6.6%と続いた。

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若者世代である10代から30代に本当はやってみたいことを質問すると、1位「旅行」(15.8%)、2位「読書」(13.4%)、3位「車」(11.5%)が上位にランクインした。

「若者の〇〇離れ」が進む理由を聞くと、「インターネット・スマホの発達」が26.4%でトップ。次いで「収入の減少」が21.8%、「時代の変化」が17.3%、「多様な生き方への寛容化」が9.0%と続いた。

年代別にみると、20代以下と30代では「収入の減少」(20代以下33.7%、30代30.6%)が最も多かったのに対し、40代以上では2位だった。また「エンタメの多様化」が20代以下と30代以下で4位(20代以下10.5%、30代10.7%)にランクインした一方、40代以上では「物欲の低下」(40代13.2%、50代11.3%、60代以上6.5%)が上位に入り、30代以下と40代以上で認識の差があることが浮き彫りになった。

「若者の〇〇離れ」を解決するための方法を聞くと、全体的に「時代の変化を受け入れ、無理に解決する必要はないのではないか」という意見が多くみられたという。