『世界一やさしい右脳型問題解決の授業』(1,200円・税別)

ダイヤモンド社は1月17日、『世界一やさしい右脳型問題解決の授業』(1,200円・税別)を発売した。同書は、25カ国、15言語以上で発売され、ベストセラーとなった『世界一やさしい問題解決の授業』の第二弾。

第一弾では、ロジカル・シンキングなど、問題解決のための"左脳"スキルを紹介したが、同書ではゼロから新しい何かを生み出して形にする「クリエイティビティ(創造力)」を身につける方法を掲載している。

「クリエイティビティ」は、特別な人が持つものではなく、コツさえつかめれば、誰にでも身につけられるスキルであるとのこと。同書では、さまざまな手法の中から「本当に大事なもの」を厳選し、「右脳力」を楽しいストーリーで紹介している。

今、なぜ「右脳力」が注目されているかについて、著者は「人工知能に奪われないスキルとして見直されていること」を挙げている。近年は世界的ビジネススクールやグーグル、ゼネラル・エレクトリックといった世界的企業でも、右脳的スキルを強化する動きが活発とのこと。

また、著者の渡辺健介氏が経営するデルスタジオでは、官公庁や大手企業などの研修を行っているが、過去数年で右脳型研修の依頼が数倍に増加するなど、「右脳力」のニーズの高まりがうかがえるという。

著者の渡辺氏は、1999年イェール大学卒業(経済専攻)。マッキンゼー・アンド・カンパニー東京オフィスに入社し、ハーバード・ビジネススクールに留学後、マッキンゼー・アンド・カンパニーニューヨークオフィスへ移籍。2007年に同社を退社後、代表取締役社長を務めるデルタスタジオを設立した。