しなの鉄道は3月4日、約30年前に信越本線を走っていた広告電車のカラーリングを復刻した「コカ・コーララッピング電車」の運行を開始する。当日は出発式と記念走行、撮影会を実施する。

  • 過去に信越本線を走行していたコカ・コーラの広告電車

  • 「コカ・コーララッピング電車」外観イメージ

「コカ・コーララッピング電車」は、JR発足後の1987年から1990年まで信越本線で走行した広告電車を復刻した車両となる。赤一色の外観に「コカ・コーラ」のロゴが入った大胆なデザインで、車内にもコカ・コーラの自動販売機が設置されるなど、当時は大いに注目を集めたという。

しなの鉄道は昨年、開業20周年の記念事業として、過去に信越本線を走っていた車体カラーを復刻する企画を実施。「初代長野色」「湘南色」「横須賀色」の3色を115系で順次復刻したところ、鉄道ファンから「コカ・コーラの赤い電車もあったはず」と指摘があり、クラウドファンディングを活用して復刻にこぎつけた。

復刻ラッピング電車には、かつて「コカ・コーラ」の広告電車として運行していた車両と同じ115系S11編成を使用。車体カラーも昔と同じ色を使用するが、「コカ・コーラ」のロゴやキャッチコピーは現行デザインとなる。

出発式は3月4日10時15分から戸倉駅2番線ホームで開催。クラウドファンディング支援者の子息4名が「こども駅長」としてテープカットや出発合図を行う。出発式で送り出されたラッピング電車はそのまま記念走行に移り、戸倉~軽井沢間を1往復運転する。戸倉駅10時50分発・軽井沢駅11時35分着の往路は、クラウドファンディング支援者専用の臨時列車として運転。復路(軽井沢駅12時50分発・戸倉駅13時56分着)は一般利用者も乗れる。

軽井沢駅では、臨時列車の折返し時間(11時55分~12時25分頃)に撮影会を実施。有効な軽井沢駅の入場券または軽井沢駅発着の乗車券があれば誰でも参加できる。