サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート『二択で学ぶダイエット向きの太りにくい食べ物』を公開した。

  • ショートケーキは炭水化物と脂肪(生クリーム)の組み合わせ(※イメージ)

    ショートケーキは炭水化物と脂肪(生クリーム)の組み合わせ(※イメージ)

食事のメニューを決める際は、カロリーにのみ注目し選ぶ人も少なくない。だが、よりダイエット向きのものを選ぶために注目したいことは、カロリーだけではなく栄養素である。同サイトでは2種類のメニューを挙げ、どちらがダイエット時に摂取した方がいい食べ物かを紹介している。

肉料理のハンバーグとステーキの場合、かたまり肉のステーキを選んだほうがよいとのこと。ハンバーグの材料のひき肉は肉と脂身とが混ざっており、脂肪も多いという。また、ステーキを食べるときは、脂身はカットして食べないようにすることも大切とのこと。ハンバーグよりも噛(か)み応えがあるため、満腹感が得られやすい。

一皿で一品が完成する単品メニューのカレーとパスタの場合、どちらも糖質(炭水化物)が高いが血糖値の上がるスピードを数値化した「GI値」に気をつけるのがポイントになる。カレーに使われる白米のGI値は84、パスタは65だという。パスタは他の穀類と比べてGIが低く、太りにくいほうの部類に入るとのこと。

麺料理のうどんとそばの場合、GI値で比較すると、うどん80に対しそばが59であるため、そばのほうが血糖値が上がりにくいという。また、そばには体内で合成できない必須アミノ酸のリジン、糖質やタンパク質、脂肪などのエネルギー代謝に必須のビタミンB1やB2なども含まれており、そばの方がダイエット中におすすめとのこと。

揚げ物の場合、衣の「吸油率」に注目するのがよい。吸油率は、パン粉を使うフライは10~20%、小麦粉・片栗粉を使う唐揚げは6~8%であるため、とんかつと鶏の唐揚げの場合、唐揚げの方がダイエット時に適しているとのこと。

アルコールのビールとハイボールでは、ハイボールの方がダイエット向きだという。ハイボールに使われるウイスキーにはタンパク質・糖質も含まれていないというのが理由だが、市販の缶ハイボールの場合は糖類が添加されている場合もあるとのこと。市販品を購入する場合、表示を確認することも必要だという。

スイーツのアイスクリームとプリンでは、ダイエットに必須のタンパク質やカルシウムなどを含む卵や牛乳が使われるプリンがおすすめとのこと。人間の舌は、食べ物の温度が低いと甘味を感じにくいため、アイスクリームには砂糖などの甘味料が他のスイーツよりも多く含まれているという。

ショートケーキとフルーツタルトの場合、フルーツタルトがダイエット時には適しているとのこと。ショートケーキは脂肪(生クリーム)と炭水化物の組み合わせで、単体で摂取するより太りやすいという。フルーツタルトは卵と牛乳から作られるカスタード、ビタミンや食物繊維が豊富なフルーツを使用していて、栄養的にみても優秀な部類に入るとしている。

詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事『二択で学ぶダイエット向きの太りにくい食べ物』で解説している。