4月2日からメーンキャスターを務める予定だったフジテレビ新報道番組の出演辞退が決まった登坂淳一アナウンサーが26日、所属事務所のホリプロを通してコメントを発表。「身に覚えのないことも多く、困惑するような内容で非常に残念」と悔しさをにじませた。

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登坂淳一アナ(中央)

NHKでお昼のニュースなどの顔として親しまれ、"麿"の愛称でも有名な登坂アナは、4月から報道番組ブランドを『プライムニュース』に一新するフジの夕方報道番組のメーンキャスターに就任することが決定。しかし、25日発売の『週刊文春』でセクハラ疑惑が報じられたことを受け、本人の申し出により、出演の取りやめが決定した。

登坂アナは「今回の週刊誌報道でお騒がせしたことを受けて、出演を辞退することにいたしました」と報告。「報道内容については、身に覚えのないことも多く、困惑するような内容で非常に残念ではありますが、大事な新番組を傷つけることは本意ではなく、自ら身を引く潔さも大切と思い至るようになりました」と経緯を明かし、「今後も様々なお仕事に挑戦していく所存していくので、何卒よろしくお願いいたします」と結んでいる。

ホリプロは「関係者の方々にご迷惑をお掛けできないと、苦渋の判断をおこない、弊社からフジテレビに出演辞退を申し上げた次第です」と経緯を説明。その上で「引き続き登坂淳一のマネージメントをおこなってまいりますので、皆さまにおかれましては、今後ともよろしくお願い申し上げます」と、契約を継続していく意向を表明している。

フジでは、16年4月にスタートした『ユアタイム』(17年9月終了)のMCを担当する予定だった経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏も、『週刊文春』が学歴詐称疑惑を報じたことを受けて放送開始前に出演を取りやめており、新ニュース番組のメインが"文春砲"に2度も撃たれる事態となった。

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