俳優の山下智久が主演した『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』や、嵐の相葉雅紀が主演した『貴族探偵』など、フジテレビ月9ドラマの美術セットを特集する企画展「フジテレビ セットデザインのヒミツ展2~月9ドラマ30年の軌跡~」が、横浜・放送ライブラリーで、2月23日から行われる。入場無料。

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  • 『コード・ブルー』(左)と『貴族探偵』のセット=フジテレビ提供

この展示会は、美術デザインを切り口に、デザイナーの発想がどのように現実のセットデザインとしてでき上がるのかを紹介するもの。会場では、同局人気番組の実物セット・小道具・衣装・台本・模型・イメージ図・ラフスケッチなどが展示される。

『コード・ブルー』エリアでは、17年7月期に放送された『―THE THIRD SEASON』に登場した医局のセットを展示。第9・10話の撮影の際に使われた地下鉄線路内の崩落事故現場の実物セットも登場し、大量の瓦礫はどのように作られているかなどが解説される。また、ドクターヘリと救命医療チームのパネルとの記念撮影ができるコーナーも設置される。

『貴族探偵』エリアには、相葉が演じた貴族探偵が座っていた"玉座"が登場。現在放送中の『海月姫』エリアでは、人気マンガの世界観を実写ドラマで表現するプロの技を、『民衆の敵』エリアでは、篠原涼子が演じた主人公・佐藤智子の家族が住む団地の自宅を実物セットで展示する。

そして、30年間に放送された「月9ドラマ」126作品の歴史を番組写真や台本で振り返るとともに、セットデザイン画、衣裳、小道具、セット模型など、さまざまな側面から美術デザインを紹介。『ラブジェネレーション』(97年)の小道具、『西遊記』(06年)の衣装とセット模型、『のだめカンタービレ』(06年)のマングースの着ぐるみ、『HERO』第2シリーズ(14年)のテミス像などが展示される。

期間は、2月23日から 4月8日まで(月曜休館)。開館時間は、10時から17時。

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    『コード・ブルー』崩落事故現場セット

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    『民衆の敵』佐藤智子自宅セット

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    『西遊記』牛魔王の館イメージ図

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    『HERO』テミス像

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    『のだめカンタービレ』マングースの着ぐるみ

(C)フジテレビ