テックマークジャパンは1月22日、新社会人を対象とした家電の正しい使い方に関する調査結果を発表した。調査時期は2017年11月、調査対象は2018年4月に新入社員として働く20~25歳の新社会人、有効回答は400人。

掃除機コードの黄色テープ、7割が「意味を知らない」

まず、冷蔵庫の製氷皿の洗い方を尋ねたところ、正しい使用方法である「流水で洗う」との回答は半数未満の40%。他方、最も多かった回答は「洗剤をつけたスポンジで製氷皿を洗う」の41%で、「洗わない」という人も13%いた。

次に掃除機のコードについてある黄色のテープの意味を聞くと、正解の「『この位置までコードを引き出してください』の目安」は28%にとどまり、意味を知らない人は72%に上った。

電子レンジについて、複数の食品を温める場合の置き場所を質問すると、58%が「真ん中に置く」、24%が「できるだけ端に置く」と回答。正解の「真ん中よりも少しずらして置く」はわずか18%と、今回の調査で最も低い正答率となった。

  • 電子レンジ(ターンテーブル)で複数の食品を温める場合どこに置いていますか。テックマークジャパン調べ

炊飯器のコードについて、正しい使い方である「炊飯しないときも電源コードは挿したままにしておく」と答えた人は47%。一方、間違った使い方の「炊飯器を使い終わった後に電源コードを抜く」は53%だった。

炊飯時間などを表示している画面は炊飯器内部にセットされているリチウム電池で動いており、通常自宅での交換は難しい。同社は「電池の消耗を抑えるためにも電源コードは挿したままにしておくことをオススメします」としている。