音楽プロデューサーの小室哲哉が、20日深夜に放送されたテレビ朝日系番組『ラストアイドル』(毎週土曜23:05~)に出演し、同番組の企画でプロデュースを手がけるアイドルの楽曲制作に、昨年の大みそかから着手していたことが明かされた。

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    小室哲哉(左)とラストアイドル

この番組では、オーディションを勝ち抜いた「ラストアイドル」と、敗れた元暫定メンバーや挑戦者たちによるセカンドユニット「Good Tears」「シュークリームロケッツ」「Someday Somewhere」「Love Cocchi」の計5ユニットが大物プロデューサーとタッグを組んで、セカンドシングルをかけて総当たりの対抗バトルを展開。

「ラストアイドル」のプロデュースを担当することになった小室は、スタッフに「年越しの瞬間までラストアイドルのことを考えていただいたですね」と言われると、「覚えてないんです。年越しとか、12時とか」と、楽曲制作に没頭していたことを明かした。

こうして年明け1月2日には楽曲が完成し、メンバーを収集してテーマを説明。翌3日には、小室直々の指導で3時間におよぶデモ音源の収録が行われていた。

そして、20日深夜の放送では、ラストアイドルが勝負曲「風よ吹け!」をパフォーマンスし、MCのユースケ・サンタマリアは「もう小室節全開といった感じですね」と興奮状態。対戦相手の指原莉乃プロデュース・Someday Somewhereを打ち破った。

小室は19日の記者会見で、『週刊文春』の報道を受け、「自発的な音楽活動は本日をもって終了」と表明したが、ラストアイドルのプロデュースについては、継続することが決まっている。