住友商事はこのほど、同社がサブマスターリース事業を行い、住商アーバン開発が運営・管理する「グランエミオ所沢」(埼玉県所沢市、西武鉄道所沢駅)の開業日を3月2日に決定したこと、また同施設への全77店舗の出店テナントの決定を発表した。

  • 「グランエミオ所沢」東口外観(イメージ)

「グランエミオ所沢」は所沢駅に新たにオープンする施設。同駅のアイデンティティである"都会的・進取の風土"と、所沢エリアのアイデンティティである"豊潤な自然・田園"を豊かさを凝縮させ、西武鉄道沿線のランドマーク、地域生活者の心のランドマークとなる施設を目指すとのこと。

外観デザインには、ガラスや壁面のホワイトなど都会性を感じさせる素材・色と、木調のブラウンや樹木の緑など自然と風土を感じさせる素材・色を取り入れている。

1階には、食品・日用品フロアを配置。生鮮三品や惣菜、グロサリーを中心に食の専門店を集積したマーケットに、サービス店舗を揃えた。店舗は、スーパーマーケット「ザ・ガーデン 自由が丘」や青果店「京都 八百一」などのほか、スパニッシュイタリアンを提供する「キャンティーナ」も出店する。

  • 食物販ゾーン(イメージ)

改札階と繋がり、メインフロアとなる2階は、ファッション・雑貨のほか、セレクトショップを取り揃える。「BEAMS」がファミリー層に向けて展開したブランド「B:MING LIFE STORE by BEAMS」や、"環境"と"心地よい暮らし"をテーマとした「URBAN RESEARCH DOORS」などが登場予定とのこと。

  • (写真左から)ファッション雑貨ゾーン(イメージ)、吹抜ゾーン(イメージ)

3階は、ラーメン店「UNDERGROUND RAMEN 頑者」ほかランチやカフェ、ディナーが楽しめる店舗が出店するレストランゾーンに加えて、「ユニクロ」などのカジュアルファッションを揃えたエリアとなる。

  • レストランゾーン(イメージ)

4階には、所沢市パスポートセンター・サービスコーナー、学習塾などが揃うカルチャーと公共施設フロアとなる。