女優の篠原涼子が主演するフジテレビ系月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』は、あす18日に第9話が放送される。

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    『民衆の敵』に出演する高橋一生=フジテレビ提供

篠原演じる平凡な主婦・佐藤智子が政治の世界に飛び込み、世にはびこる社会問題と腐った政治をぶった斬っていく同ドラマ。市長になた智子は、藤堂誠(高橋一生)に副市長就任を了承してもらったが、議会の承認はこれから。ドン・犬崎和久(古田新太)が認めるわけはなく、徹底抗戦の構えを見せ、市長リコールに向け動き出す。

そんな中、智子は、市議会議員の同期である小出未亜(前田敦子)、園田龍太郎(斎藤司)と、居酒屋で誠の副市長就任承諾の祝杯をあげる。その席で、誠たちは、目の前の1人を幸せにするために、多数の人々を犠牲にできるかどうかという智子の政治姿勢をあらためて考える。智子は、1人ずつ幸せにしていくことで、徐々に数を増やすというが、未亜と園田は難しいと水を差すし、誠はとりあえず進めてみようと言う。

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一方、智子の理解者である平田和美(石田ゆり子)は、誠が副市長就任を了承したことに疑問を抱いていた。エリート政治一家の息子が議員を辞めてまで副市長になる意味があるのか不思議に思い、誠の兄・明(山中崇史)が最近、頻繁に地元・あおば市に戻ってきていることも気になっていた。

祝杯の翌朝、智子は未亜から市のキャラクター・あおバッタ君がおかしなチラシを配っていると連絡を受ける。あおバッタ君が配っていたのはアミューズメントパーク「あおばランド」建設計画のチラシだった。

「あおばランド」は、智子たちが計画を止めようとするニューポート建設に伴う地区開発。犬崎の懐刀・前田康(大澄賢也)が記者会見で開園計画を発表するが、それは智子はもちろん、誠にとっても寝耳に水の話だった。

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(C)フジテレビ