女優の藤原紀香がこのほど、21日・28日(23:59~24:54)に放送される読売テレビ・日本テレビ系2週連続ドラマ『眠れぬ真珠~まだ恋してもいいですか?~』のクランクアップを迎えた。

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    ラブシーンを演じる鈴木伸之(左)と藤原紀香=読売テレビ提供

このドラマは、石田衣良氏の小説『眠れぬ真珠』が原作。藤原演じる版画画家・内田咲世子が、17歳年下の映像クリエイター・徳永素樹(鈴木伸之)と出会い、恋に落ちていくストーリーで、更年期障害に悩む大人の女性が、無防備で傷つきやすい少女に変わる姿を、川崎いづみ氏の脚本で描く。

撮影は11月19日から30日までの10日間で、千葉・館山、神奈川・三浦海岸、東京・表参道や世田谷などで撮影を敢行。藤原は、片岡愛之助との結婚後初の濡れ場にも挑戦し、不倫の三宅(升毅)とは欲望おもくまま、純愛の素樹とは美しく、咲世子と男性たちの関係が対比する形で描かれる。

そんなラブシーンに、藤原は「純愛と不倫の対比をどうすればうまく演じ分けられるか、どうしたら美しく切ない思いを映像にできるのかを監督や共演者の方々と相談しながら、演じました」と紹介。「素樹、三宅どちらのシーンも丁寧に作りました」といい、「素樹とのシーンは、自分の作品をリスペクトしてくれる画商の三宅との時とは全く異なるものでした。ある意味、三宅とは、恋ではなく馴れ合いであったり、欲望を満たすためだったり」と振り返る。

一方、"欲望ではなく、恋によって結ばれた"素樹とのシーンについては「純粋で切ないものになるよう監督とも心ゆくまで話し、ゆっくりと焦らず作りました」とコメント。素樹とのラブシーンは、女性が恋したくなるような美しいシーンにしたいという意向があったが、「そういう素敵なシーンになっていたらいいですね」と期待を込めた。

その相手役の鈴木は、藤原とのラブシーンについて「すごく緊張しました。でも、紀香さんが沢山アドバイスをくださったり、引っ張っていってくださったので、とても演じやすかったです」と感想。「本当に素敵な方で、こんなピュアな方がいらっしゃるのかというくらい純粋な方でした。またぜひご一緒させていただきたいと思っています」と、再共演のラブコールを送っている。

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