東日本旅客鉄道(JR東日本)とディー・エヌ・エー(DeNA)は12月13日、DeNAが提供する個人間カーシェアリングサービス「Anyca (エニカ)」を活用し、JR東日本レンタリーの保有車両を無人にて貸し出すサービスの実証実験を2017年12月18日より開始すると発表した。

「Anyca」は、レンタカーとは異なる個人間カーシェアサービス。クルマをシェアしたいオーナーと、必要な時に好みのクルマを使いたいドライバーをマッチングする。

今回の実証実験では、「Anyca」上で、JR東日本レンタリースが所有する車両と、利用したいユーザーのマッチングを行い、無人貸出の車両を利用したいユーザーは、「Anyca」のスマートフォンアプリで事前に車両を検索・予約し、クレジットカードにて決済を行う。今回利用できる車両には、アプリで車両のドアの解錠・施錠ができるスマートキーデバイスを搭載することによって、対面での手続き無しに車両の乗り出しや返却が可能になるという。

  • カーシェアリングの無人貸し出し

    利用のイメージ

実施期間は2017年12月18日～2018年6月末で、実施箇所は新潟、長岡、越後湯沢、新白河、福島、郡山のJR東日本レンタリース店舗で各1台。提供車両は日産NOTE、料金は4000円～/24時間(地域、時期によって異なる)だ。