2018年2月15日発売予定の『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機』(PS4/PS Vita)の体験会が9日、東京・アニメイト秋葉原で開催された。会場には本作のプロデューサー・亙重郎氏が登場し、本作にかける意気込みを語ってくれた。

  • アニメイト秋葉原に登場した亙重郎氏

『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機』は、鎌池和馬氏の人気ライトノベル原作のテレビアニメ『とある魔術の禁書目録』と、ロボットアクションゲーム『電脳戦機バーチャロン』がコラボレーションしたタイトル。体験会の会場にはいち早く本作をプレイしようとファンが訪れ、途切れることのない長蛇の列ができていた。また、会場には本作のプロデューサー・亙重郎氏が登場し、囲み取材に応じた。

――9月に行われたTGSで試遊版を出してから3カ月。現在の開発状況は?

開発状況はだいたい9割。あとはバグのチェック作業などを行っています。

――本日の体験会、朝から長蛇の列ができるほどの大盛況ですが、今回プレイできなかったユーザーに向けての体験会などは今後予定されていますか?

予定……したいですね(笑)。東京だけでは体験できない方もいらっしゃるので。この体験会で感触をつかめたので、やらなければならないなと思っています。

――『電脳戦機バーチャロン』は歴史の長いシリーズですが、今作から入った初心者でもプレイはできますか?

『とある魔術の禁書目録』から入ってもらった方にも楽しんでもらえるよう、鎌池和馬先生書きおろしのシナリオをベースにしたストーリーモードを用意しています。難易度も低めなので、初心者の方も安心してプレイしてほしいです。

――現在、登場キャラクターは13人、今後増える予定は?

本作が好調で受け入れられるようでしたら、次も考えなくてはなりませんよね。既にそれぞれのファンの方から、「このキャラがいない」、「あの機体がいない」という声も頂いています。まずはプレイしていただき、感触が掴めれば続けていくというのが我々の仕事だと思っています。

――本作には、アニメに登場しない原作キャラクターも参戦していますが、ストーリー上でこれらのキャラクターとの絡みもあるんでしょうか?

登場キャラクターはすべて絡んでいきます。主要キャラクターはもちろん、オティヌスなどのNPCも。キャラクターについては、セガと電撃さんで相談をして選んでいきました。

――対戦プレイは、ネットワークを介したものになりますか? また、PS Vitaなどではアドホック対戦などに対応しているんでしょうか?

PS Vita版に関しては、ネットワークとアドホック、両対応です。ただ、PS4とPS Vitaとのクロスマッチングはできません。

――『バーチャロン』はシリーズによっては2on2対戦が可能でしたが、本作にも実装されるんでしょうか?

我々は「『バーチャロン』は1on1だけでなく、2on2もプレイできてなんぼ」と思っているので、その方向でリリース予定です。もちろん協力プレイも予定しています。

――今回、操作系をこれまでのシリーズと一新されていますが、変更理由についてお聞かせください。

新しいゲーム性を楽しんでもらう時、それに即した操作形態にすることはゲーム屋として当たり前のことと考えています。我々としては操作系ありきではなく、ゲーム性や面白さありきと思っていますので、今回の操作形態になっていきました。

――体験版の配信などは考えていますか?

はい。オフライン限定で体験版を配信します。対戦プレイはできませんが、操作の感触などを見ていただければと思います。この体験版は、この体験会でプレイできた試遊バージョンと同じものになります。S4版、PS Vita版共、12月14日に配信を予定していますので、楽しみにしていてください。

『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機』は、2018年2月15日に発売予定。対応機種はPS4/PS Vita。価格はPS4版が7,990円(税抜/パッケージ版・DL版)、PS Vitaが6,990円(税抜/パッケージ版・DL版)。そのほか、冊子やCDなどを収録したPS4 初回限定版(12,490円/税抜)、PS Vita 初回限定版(10,990円/税抜)も用意。

(C)SEGA CHARACTER DESIGN:KATOKI HAJIME
(C)2017 鎌池和馬
キャラクターデザイン・原作イラスト/はいむらきよたか
Licensed by KADOKAWA CORPORATION ASCII MEDIA WORKS