元KARAで女優の知英(23)が、ネスレショートムービー『星に願いを』で初めて監督を務めたことが12日、明らかになった。主演は、同事務所の後輩女優・松風理咲(16)。来年1月11日からYouTubeで公開される。

知英

初監督を務めた知英

知英監督は、約15分のショートムービーを2日半で撮影。ロケハン、撮影の方法、衣装合わせ、美術発注、編集立ち合い、音楽打ち合わせ等、裏方に徹した。また、若手俳優が自然体でいられるよう現場の緊張を解きほぐし、本作がデビュー作となる同事務所の後輩俳優・松大航也(18)には感情の動きや表情の変化などリハーサルから話し合いを重ねて細かく指導していた。

もともと写真が好きで、周囲から「良い写真を撮るからきっと映像でもいいものを撮るのではないか」と勧められていたという知英。「いつかやりたい」と密かに思っていたため「まさかこんなに早く自分にチャンスが巡ってくるなんて!」と驚き、感激をあらわにする。初監督を「ちゃんとやれたかは分かりませんが周りのスタッフに支えられて乗り切れたと思います」と振り返り、「今後も、目の前のことを一生懸命やることが目標ですが、監督もいつかまたやってみたいです」と意気込んでいる。

物語は、「星降丘で一緒に流れ星を見た2人は結ばれる」という噂で恋人たちの聖地となった星降町が舞台。1話「1人じゃなくなる1日」では、星降高校に通う中野普子(松風)が憧れのバレー部先輩(松大)に告白を決意するが、同じく思いを寄せる青木可憐(長見玲亜)から「先輩と星降丘でしし座流星群を見たい」と相談される。

2話「運命と出会うまでの1週間」は、松本花奈監督がメガホンを取り、知英が主演に。英会話学校の講師・笑顔田姫乃(知英)は、誰もが自分のことを好きと勘違いする思い込みの激しいタイプ。同僚の白雪先生(郭智博)から通訳からバイトを頼まれ、そこで運命の出会いをしたと思い込む。

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■知英コメント
もともと写真が好きでよく撮っており、「知英は良い写真を撮るからきっと映像でもいいものを撮るのではないかと勧められて、いつかやりたいな、と思っていましたが、まさかこんなに早く自分にチャンスが巡ってくるなんて!!と嬉しかったです。監督として、ちゃんとやれたかは分かりませんが周りのスタッフに支えられて乗り切れたと思います。

今までカメラの前で演じる側でしたので、監督としてカメラの動きを見て演技を付けたり、カット割りを考えたり、新鮮でした。天候や音を待ったり撮影にはすべての状況が一致することが大事なんだと感じました。現在撮影中のドラマでは(1人7役のため)相手が私自身のシーンもあるのでカット割りや動きなど監督をやったことが活かされています。

今後も、目の前のことを一生懸命やることが目標ですが、監督もいつかまたやってみたいです。

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    知英監督

■松風理咲コメント
知英監督は、現場で表情やセリフの言い方など細かくアドバイスしてくださいました。実際に表情などをやって見せてくれて、こういう表情をしたら見ている人がどう感じるか分かりやすかったですし、勉強になりました。リハーサルもして、セリフや動きの一つ一つの意味を考えて演じることができました。

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■長見玲亜コメント
リハーサルで、可憐の明るく積極的な性格が、自分と違うため不安があったのですが、リハーサルでその不安を知英監督に相談すると、可憐を演じる上でのポイントやアドバイスをたくさんくださり、思い切って本番に臨むことができました。

普子とは恋のライバルですが、可憐の自分の意見をしっかり持っていて、積極性が二人を仲良くさせたと思います。知英監督の指導のおかげで、いい経験ができました。

  • 長見玲亜

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