プリキャンティーンズラボ(GMOメディア運営)は11月29日、「10代女子の働き方とビジネスマナーに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2017年11月15~17日、調査対象は中学生以上の10代女子、有効回答は909人。

仕事時のスニーカー、6割超が「特に気にならない」

希望する最終学歴を質問すると、最も多かったのは「4年制大学卒業」の37.5%で、次は「専門学校卒業」の21.6%。「短期大学(7.3%)、4年制大学、大学院(6.7%)卒業」を希望する割合は過半数の51.5%に上った一方、「中学校(1.3%)、高等学校(12.7%)、専門学校(21.6%)卒業」を希望する割合も35.6%を占めた。

将来希望する働き方は、「会社員」が34.4%、「公務員」が28.6%、「その他」が23.3%。自由回答の中には、「歌い手」「YouTuber」など若年層ならではともいえる回答も多くみられたという。

昨今話題に上っている「ビジネスマナー」10項目について、それぞれどう思っているか尋ねると、「特に気にならない」との回答が最も多かったのは「スニーカーを履いて仕事を行うこと」で64.1%。一方、「ビジネスマナーとしてダメだと思う」と答えた割合が多かったのは「自身の休暇連絡を親にしてもらうこと」が58.5%、「就業時間中に音楽を聴くこと」が56.0%などとなった。

  • ビジネスマナー

    ビジネスマナーについてどう思うか。プリキャンティーンズラボ調べ

将来働く企業を選ぶ上で重視することは、「安定している(潰れない)」が78.8%で最多。次いで「自分がやりたいことができる」が72.7%、「給与が高い」が70.5%と続いた。また「長く働ける(結婚後や出産後にも働ける)」は63.6%、「女性が活躍している」は54.2%と半数以上に上り、同調査は「企業を選ぶ際に"女性が長く活躍できる環境"を重視する子も多い」と推測している。