ジャガー・ランドローバー・ジャパンはポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で11月23~26日に開催される「第20回 名古屋モーターショー」に出展し、新型コンパクト・パフォーマンスSUV「E-PACE」を日本初公開した。

名古屋モーターショーの会場に展示されたジャガー「E-PACE」

「E-PACE」は今年7月、270度回転しながら15.3mをジャンプする「バレルロール」に挑戦し、ギネス世界記録を樹立するという衝撃的なデビューを飾った。そのエクステリアは、ジャガーの誇るスポーツカー「F-TYPE」からインスピレーションを得てデザインされており、パフォーマンスについてもSUVの枠にとらわれず、高性能を追求している。

エンジンは最高出力300PSのガソリンターボが搭載され、9速AT、アクティブ・ドライブラインAWDシステムと組み合わせられる。0-100km/h加速は6.4秒。最高出力150PSのディーゼルエンジンも用意する。こうした高性能と同時に、SUVとしての利便性も高いレベルで達成しており、広々とした室内空間と最新のコネクティビティを備える。スマートフォンやスマートウォッチで燃料残量や走行距離を車両から離れた場所から確認し、車両の暖機や冷房の作動、さらにはエンジンの始動も遠隔操作が可能だという。

名古屋モーターショーのジャガー・ランドローバーのブースでは、「E-PACE」の他にジャガーブランドから「XE」「F-TYPE SVR」(クーペ / コンバーチブル)、ランドローバーブランドから「レンジローバー・ヴォラール」「レンジローバー・イヴォーグ・コンバーチブル」「ディスカバリー」が展示されている。

「E-PACE」の車内・外観