エン・ジャパンは11月21日、「未経験職種へのチャレンジ」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は10月2日~31日、同社が運営する総合求人・転職支援サービス「エン転職」の利用者である8,801名を対象に実施したもの。

最初に「転職を機に、未経験の職種にチャレンジしてみたいと思うか」聞いた。「チャレンジしてみたい」と答えた割合は、全体の80%に。なお、20代は89%、30代では81%となった。

「転職を機に、未経験の職種にチャレンジしてみたいと思うか」

また「未経験の職種にチャレンジしてみたい」と答えた人に理由を聞いたところ、1位は「興味のある仕事や新しい仕事へ挑戦したい」(72%)だった。次いで2位「給与を上げたい」(38%)、3位「専門知識やスキルを身につけたい」(29%)となった。

「未経験の職種にチャレンジしたい理由」

「チャレンジする上で不安に思うこと」を聞くと、1位は「未経験から受け入れてもらえるか」(75%)だった。2位「自分に合う仕事かどうかの判断がつかない」(50%)、3位「十分な研修・教育制度があるか」(49%)と続いた。

「チャレンジする上で不安に思うこと」

このほか「転職を機に、職種を変えたことはあるか」を質問すると、48%が「ある」、52%が「ない」と回答した。

(未経験職種への転職したことがある人)「転職後の職種」

「転職前の職種と転職後の職種」を3つの職種(営業系、販売・サービス系、事務系)ごとに変化をみた。転職前が「営業系」だった人をみると1位が「販売・サービス系」(19%)だった。次いで2位「施設管理、運輸・物流系」(14%)、3位「事務系」(13%)。また、転職前が「販売・サービス系」だった人では、1位「営業系」「事務系」(どちらも23%)。3位「施設管理、運輸・物流系」(13%)となった。さらに、転職前が「事務系」だった人では、1位が「販売・サービス系」(27%)。2位「営業系」(17%)、3位「その他」(13%)となった。

「転職前の職種と転職後の職種」

最後に、「新しい職種への転職活動を進める上や、実際に仕事に臨む上でやっておいて良かったこと」を聞くと、1位は「自分のできること、得意なことを整理すること」(35%)だった。次いで2位「スキルや知識、資格を身につけること」(33%)、3位「自分で可能性を狭めすぎないこと」「やりたいことを明確にしておくこと」(どちらも30%)となった。

「転職を進める上や仕事に臨む上でやっておいて良かったこと」