キャリアインデックスは10月18日、「CAREER INDEX転職・仕事実態調査vol.22」を発表した。今回は、転職する際、応募企業や社長、部門長・面接官などのSNSをチェックしたかどうかを調べた。調査期間は2017年5月26~29日、調査対象は過去3年以内に転職経験のある関東在住の有職者、有効回答は515人。

社長のSNS、10人に2人がチェック

転職時に応募企業の社長のFacebookの内容をチェックした人は6.2%、やっているかどうかを調べた人は11.8%(「やっていることは分かったが、内容までチェックしなかった」+「やっているか調べたが、やっていなかった」)で、約10人に2人に当たる18.0%が社長のSNSをチェックしていた。

あなたは転職する際、応募企業のSNSや、社長のSNS、部門長・面接官などのSNSをチェックしましたか

Twitterについては、内容をチェックした人は3.9%、やっているかどうかを調べた人は11.8%。Instagramについては、内容をチェックした人は3.3%、やっているかどうかを調べた人は8.7%だった。同社は「企業の会社概要のページなどとは違い、SNSでは社長のパーソナリティーやライフスタイルが出やすいことから、応募の際の参考にするのではないでしょうか」と推測している。

部門長・面接官等のFacebookについては、内容をチェックした人は4.3%、やっているかどうかを調べた人は12.6%。Twitterについては、内容をチェックした人は2.5%、やっているかどうかを調べた人は12.8%。Instagramについては、内容をチェックした人は2.1%、やっているかどうかを調べた人は10.1%となった。

同社は「SNSは企業の採用活動において、重要な役割を果たしつつあるといえます。応募者から見られていること前提に、より効果的に企業イメージや仕事内容を訴求していくことが、肝要でしょう」としている。