GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)と横浜銀行、アルメックスの3社は、自動精算機・スマホ決済システムとの決済連携およびキャッシュアウトの実現に向け、検討を開始することに基本合意したと発表した。

今回の基本合意は、GMO-PGと横浜銀行の開発した「銀行口座と連動したスマホ決済サービス」の仕組みを活用したもので、7月12日に発表された。

GMO-PGのスマホ決済サービス展開イメージ

GMO-PGと横浜銀行では、銀行口座と連動したスマホ決済サービス「はまPay」を共同で開発。2017年7月3日より提供している。一方、アルメックスは、医療機関やホテル・飲食店・ゴルフ場向けに、自動精算機やスマホ決済システム、各種受付・フロントシステムを提供している。

3社は今回、はまPayとアルメックスの医療機関向けに自動精算機およびスマホ決済システム「Sma-pa CHECKOUT(スマパ チェックアウト)」において、決済連携およびキャッシュアウトの実現を検討する。

具体的には、アルメックスが提供する医療機関向けの自動精算機およびスマホ決済システム「Sma-pa CHECKOUT」の支払い方法として、はまPayが利用可能にする。

このほか、はまPayとアルメックスの自動精算機を利用した新たなキャッシュアウトサービスを実現すべく、GMO-PGがシステムを構築。小売店のレジや自動精算機などで、デビットカードやスマートフォンなど銀行口座連動型の決済手段を利用して銀行預金の引き出しができるようにする。これにより、はまPayのスマホアプリを利用して病院に設置された自動精算機から現金の引き出しが可能となるという。