That's撮れ録れフォトコンテスト 第3回 いつまでも残したい「和」 応募期間:2008年3月19日〜5月12日

That's撮れ録れフォトコンテスト第三回"いつまでも残したい「和」"結果発表

たくさんのご応募、ありがとうございました!
That's 撮れ録れフォトコンテスト、その第3回目のテーマは"いつまでも残したい「和」"
2008年3月19日〜2008年5月12日の期間に応募いただいた総数2,355作品の中から
入選した6名の方々を発表します!


最優秀賞
         
   
 

作品名:はい、笑って! 作者:大谷 太一

受賞者のコメント

稲荷のキツネ様達です。これだけの数は圧巻でしたが、笑顔がかわいい!

賞品:ニコン D300 レンズキット/ マルチフォトカラリオ(PM-T960)/
ArcSoft PhotoBase Pro/ Nik Software Dfine 2.0/ That's日本製DVD-R(50枚)

     
   
         
   
審査員のコメント
日本のどの街でも見かけることができる「狐」。もちろん生き物ではありませんが、見ていると動きだして高らかに笑いそうな気がしてくるから不思議です。気持ちも和らぎますし、近くにあったら見に行きたい、とも感じた作品です。(海津氏)   手前にピントが合っていて、その表情の豊かさがクローズアップされている。背景には無数の狐がいて、ひとつひとつの表情はうかがい知れませんが、手前の狐の笑顔が無数にあるように感じました。光と影のコントラストも効いていますね。(今岡氏)   これぞ「和」といいますか、しみじみとした暖かさを感じる一枚だなと思いました。ともすると、少し不気味な印象が出てしまいがちな風景ではありますが、柔らかい日差しによって「和み」の写真に転化していると感じました。(株式会社スタート・ラボ : 北脇氏)
   
         
         
優秀賞
         
   
 

作品名:揺美 作者:北村 修一

受賞者のコメント

京都、北野天満宮での1シーンです。着物の裾の揺れを美しいと感じ、思わずカメラに収めました。

賞品:EXILIM ZOOM EX-Z100(ブラウン)/ コンパクトフラッシュ 高速モデル『Z III』シリーズ/ ArcSoft PhotoBase Pro/ マルチメディアソフト Nero8/ That's日本製DVD-R(50枚)

     
   
         
   
審査員のコメント
全体的に赤が基調となっていて、そのどれもが「和」を彷彿とさせるもので構成されています。構図の切り方も上手いなと感じました。(株式会社スタート・ラボ : 北脇氏)   光が落ち着いた印象で射し込んでいて、文字通り「和」な一枚。右上に入り込んでいる赤い欄干や、道に落ちているモミジも全体の中で良いアクセントになっていると思います。(今岡氏)   歩いている足元は「動」。その周囲は「静」。双方が画面の中に入り込んでいて、とても印象的でした。応募作品全体からするとシンプルな一枚でしたが、写真枠の外側の世界・シーンが想像できて、ストーリーが膨らんでくるようなイメージがあります。(海津氏)
   
         
         
佳作
         
   
 

作品名:ほむら 作者:小山 かおる

受賞者のコメント

伊豆の炎艶火という火祭りの一コマです。漆黒に映える火花の勢いと手筒をもつ男性の表情や力強さのイメージから『ほむら』とタイトルを付けました。

賞品:22インチワイドTFT液晶ディスプレイ(PTFBHF-22RW)/
コンパクトフラッシュ 高速モデル『ZIII』シリーズ/
ArcSoft PhotoBase Pro/ That's日本製DVD-R(50枚)

     
   
         
   
審査員のコメント
勢いと躍動感が溢れた一枚だなと感じました。花火の写真はよく目にしますが、花火師に焦点を当てたものはなかなか目にする機会がありません。構図の良さ、明るさの加減、さらにこの撮影ポイントを確保したという事実も含め、技術力の高さが現れていると思います。(今岡氏)   少しでもタイミングがずれたらこの写真にはならないと思います。動きのある写真という意味では文句なしというか、一瞬のシャッターチャンスを捉えた決定的瞬間ですね。(海津氏)  
   
         
         
写真の町 東川町賞
         
   
 

作品名:壮厳 作者:時枝 修

受賞者のコメント

お寺に参拝したときに初めて見る光景に出会いシャッターを切りました。

賞品:東川町産米「ほしのゆめ」5kg×1袋/ 東川町産米「おぼろづき」5kg×1袋/
東川町産米「黒米」4合詰×1袋/ 大雪旭岳源水 500ml×6本

     
   
         
   
審査員のコメント
おそらく魚眼レンズを使用していると思いますが、太陽の位置ひとつとっても絶妙のバランスです。全体にピントが合い、歪みが生じているにも関わらず、構図のうるささも感じないところが上手いですね。(海津氏)   写真を構成しているモノ、すべてに「和」を感じます。青空と新緑、傘やお坊さんの袈裟の鮮やかな色合いがとてもクリアに写し出されていて、見ていて清々しい気持ちになりました。(株式会社スタート・ラボ : 北脇氏)  
   
         
         
MOVIE PHOTOGRAPHS賞
         
   
 

作品名:早く食べたいよ 作者:浅岡 由次

受賞者のコメント

寺の行事で食事の用意をするお母さん達 子どもが食べたい様子

賞品:賞金3万円/ MOVIE PHOTOGRAPHS ムービーフォトグラフ

     
   
         
   
審査員のコメント
薄暗い室内に土間があり、家族三代がいる。古き良き日本という印象がひしひしと伝わってきました。非日常ではなく、観光地にもなりえませんが、いつまでも残したい「日常的な和」の風景ですね。(株式会社スタート・ラボ : 北脇氏)   魚眼レンズを前提とした構図の良さが目を引きました。ごくふつうの風景でありながら、とても印象的。土間で集う人々、右上にいる人々、そして子ども達。動きのバリエーションも豊富で、気になる視点がいくつもあります。(今岡氏)
   
         
         
デジタル一眼レフFan賞
         
   
 

作品名:富士山夕景 作者:川名 廣義

受賞者のコメント

飛行機からの富士山です。光と雲が日本の象徴を引き立てていました。

賞品:三脚 Neo Carmagne 535/ コンパクトフラッシュ 高速モデル『Z III』シリーズ

     
   
         
   
審査員のコメント
富士山といえば「和」を代表するモチーフですが、いったいドコから撮ったのか? と驚かされた作品でした(応募コメントを見て納得)。浮世絵のようなシンプルな構図と雲と光の淡い色調に味わいを感じます。それが偶然に出会ったシャッターチャンスというのもいいですね。(デジタル一眼レフFan編集長:阿部氏)
   
         
         
         
   
審査員の先生方はこんな作品にも注目していました
         
   
         
阿波踊り
作者:今野 八美
  庚申さん
作者:竹島 俊介
  浴衣美人
作者:佐野 しゅんじ
         
高円寺の阿波踊りをスローシャッターで撮影しました。   お守りの庚申さん。道ばたにかわいく並んでいる姿をパシャリ。   盆踊り会場に行った。浴衣を着た女性が扇子を帯に差している。扇子は和紙製で日本美人が描かれているものだった。久々に感じのいい場面に出会った。
   
         
         

 

審査員

特別審査員
今岡昌子 氏 (フォトグラファー)
ひとえに「和」といってもさまざまなバリエーションがあることを今回の審査を通して感じました。テーマそのものが難しいからこそ、皆さん真剣に「和」とは何かを考え、作品に自らのイメージを投影しているような印象を受けましたね。普段なにげなく暮らしているとなかなか「和」を意識する機会は少ないといえますが、こうした写真を見ると改めて「和」、ひいては「日本」を見直すきっかけになります。審査する立場ではありますが、いろいろ再認識させられて、有意義な時間を過ごさせていただきました。
プロフィール
神奈川県生まれ。アジア地域、あるいは世界の被災地を中心に撮影活動を行う。SSF世界スポーツフォトコンテスト「SSFアワード賞」(2001年)、「第2回さがみはら写真新人奨励賞」(2002年)、「第23回東川賞新人賞」(2007年)受賞。写真展多数開催。写真集「re・birth〜ガレキの隣のオンナたち」(窓社)、「天山南路〜Around the Taklamakan Desert」(冬青社)出版。OnAsia Images所属。
http://www.re-birth.net/
特別審査員
海津ヨシノリ 氏(グラフィックデザイナー/イラストレーター)
今回のテーマ「和」は、コンテスト全3回のうち、おそらくもっとも難しかったと思います。選定する段階ではかなり迷いましたが、フタを開けてみると他の審査員の皆さんと意見が合いました。エントリーいただいた大勢の方も、今回選ぶ側となった私たちも、ありがちな表現ではありますが「皆、日本人なんだな」といった気持ちが沸いてきました。洋風の部屋に住み、日頃洋食をいくら食べていても、根底にあるものは「和」であると感じましたね。
プロフィール
東京生まれ。多摩美術大学多摩芸術学園デザイン学科卒業後、デザインの会社を経て、フリーのグラフィックデザイナー/イラストレーターに。多摩美術大学非常勤講師、執筆活動など幅広く活躍中。
http://www.kaizu.com/
スタート・ラボ:北脇氏
テーマが抽象的で難しかったせいもあってか、腕に覚えのある方からたくさんご応募いただいたように感じました。こう撮りたい、とイメージできていたとしても、そのイメージをそのまま写真に収めることは難しいと思います。ですが、その点をクリアしている、技術力の高い方の作品が多かったように思います。同時に、ホッとする瞬間をうまく切り取った写真も多く、審査するこちらとしても楽しめました。


主催


特別協賛


協賛

協力