Wi-Fi専用iPadの使い勝手が劇的に改善!
読者が「AtermWM3300R」を試す
モバイルWiMAXに対応したNECアクセステクニカの小型無線LANルーター「AtermWM3300R」。今回、マイナビニュース読者を対象にモニターユーザーを募集し、応募者の中からfukunishiさん、yagicoさん、ハルパパさんの3名の方にAtermWM3300Rの実機をお使いいただき、モバイルルーターとWiMAXによって実現する新しいインターネット利用スタイルを体感してもらった。
■レポートを見てみる
(1)fukunishiのレポート「Wi-Fi専用iPadの使い勝手が劇的に改善! 」
(2)yagicoさんのレポート「大容量の動画も余裕で再生、帯域制限なしが嬉しい!」
(3)ハルパパさんのレポート(1)「毎日のウォーキングが楽しく! 2年縛りなしも嬉しい」
(4)ハルパパさんのレポート(2)「毎日のウォーキングが楽しく! 2年縛りなしも嬉しい」
Wi-Fi専用iPadの使い勝手が劇的に改善!
【fukunishiさんのレポート】
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7月にiPadを買ったのですが、そのときWi-Fiのみのモデルにするか、3G通信機能付きのモデルにするか悩みました。 結局、既に利用しているiPhoneの通信料に加えて毎月iPadの通信料金を払うのはつらいのと、画面の大きい(画素数の多い)iPadでは、3G回線のスピードに不満を感じるのではないかということで、Wi-Fiモデルにしました。 他にも、Wi-Fiモデルのほうが背面がスッキリしたデザインということも理由でした。
私は、それまでWiMAXについての知識は全くなかったのですが、iPadのWi-Fiモデル購入時にソフトバンクモバイルからWi-Fiルーターの勧誘があり、Wi-Fiルーターが気になるようになりました。その後家電量販店の店頭で、ソフトバンクやNTTドコモ、イー・モバイルなどの製品とともに並んでいる、WiMAXのWi-Fiルーターの存在に気付きました。
WiMAXは、3Gの電波を使うサービスと同じような価格帯の通信料なのに、スピードが速い、しかも長期契約のしばりがないことや、1日利用というプランもあるということがわかり、気になり始めたところに、今回のモニター募集の記事を発見したのでした。
まずは準備です
届いたAtermWM3300Rは、手のひらに収まる大きさで、重さも気にならない程度のものでした。外観は、あまり色気はないもののシンプルなデザインです。
最初にPCと接続してセットアップを行うのですが、Windowsだけではなく、Mac OS X 10.4以降のインテルMacにも対応しているのがうれしいところです。「つなぎかたガイド」に従ってCD-ROMからソフトウェアをインストール後、本体をPCのUSBコネクタに接続し、ネットワーク環境設定を行うと、自動的にWiMAXネットワークに接続、WiMAXポータルサイトが表示されて、ここでサービス加入契約を行います。
UQ WiMAX以外にも、プロバイダや家電量販店など、さまざまな会社がサービスを行っています。料金も基本的には似通っていますが、今は利用者を増やしていく時期ということもあり、様々な割引サービスがあったりしますので、よく見比べましょう。 この記事が掲載される時期には変わっている可能性もありますが、私には一番条件的に有利に感じたビッグローブを選択しました(機器のメーカーに気を遣って関連会社を選んだという訳ではありません(笑))。
電波のつかみ具合
WiMAXについては、スピードが速い反面、後発の方式なので、電波の入るエリアが限られるという面があるため、実際のつながり具合が気になるところです。
私の自宅は兵庫県西宮市の市街地、職場は大阪市の外縁部で、UQ WiMAXのサービスエリアマップでは、どちらもエリア内ということになっています。電波の強さを表している本体のアンテナランプでは、自宅・職場ともおおむね2つ(時々3つ)というところでした。
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地上近くでは問題ないものの、ビルの高い階ではどうだろうということで、(ほぼ)西日本一高い大阪府咲洲庁舎(旧大阪WTCビル)の最上階に近い51階に上がってみました。 ここでは、フロア内の場所によって、入らない所と入る場所があるという状況です。こういう時にも、Wi-Fiの電波が届く範囲で、ルーターをWiMAXの受信状態の良い場所に動かせば済むというのが、Wi-Fiルータータイプのメリットのひとつですね。
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続いて、通勤中の状態を見ようということで、通勤電車で電波状況を確認したところ、大阪市内の地上部ではアンテナランプ2つほどとなっています。ただ、大阪の地下鉄は、地下の線路区間はもちろん、地下の駅でも未対応です。梅田駅でも入りません。地下鉄駅等では、公衆無線LANなどの他のサービスを併用する必要があります (都営地下鉄の場合、一部駅を除く101駅でUQ Wi-Fiが利用可能です) 。
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また、電車に乗っていて、地上から地下に入ると、WiMAXの電波が切れるのですが、本機とiPadなどの端末との間の無線LANはつながったままなので、iPadなどを操作している上では、つながったままのように見えるのにデータが来ないという状態になってしまいます。当然ながら、勝手に3G回線に切り替わったりはしません。この点は、WiMAXを内蔵したPCなどのほうが直感的にわかりやすいのでしょう。
というのが、私の生活圏でのつながり具合ですが、UQ WiMAXのWebサイトには、住所から電波状況をシミュレーションする「ピンポイントエリア判定」の他に、地点数は限られますが、実測値が表示される「実測地点表示」もあるので、自分の身の回りの状況を知りたい場合には、参考になるでしょう。 私の場合、自宅が△〜◯、職場が◯と表示されました。また、「Try WiMAXレンタル」という、15日間無料でデータ通信カードを借りてエリアを確かめることのできるサービスもあるそうです。
地下鉄に乗りながら接続状況を見るために、しばらくAtermWM3300Rをポケットに入れていたのですが、ポカポカ暖かくなってきます。よく見ると、利用上の注意に「ポケットの中に入れて使用しないでください。」と書かれています。注意しましょう。また、利用上の注意には「かばんに入れて使用し、本体が高温になった場合は、自動的に動作を停止します。」とも書かれていて、移動中はどうやって持ち歩くのが良いのか知りたいところです。
いろいろとつなげてみる
自分の持ち物以外にも、子供や同僚を動員して、いろんな機器を無線LANでつないでみました。試したのはMacBook、iPad、iPhone 4、iPhone 3GS、iPod touch、Advanced/W-ZERO3 [es]、PSP、ニンテンドーDSi LLです。
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このうち、ニンテンドーDSi LLだけは無線LANの暗号化方式がWEPで、その他はより安全性が高いAESにも対応しています。また、PSPとニンテンドーDSi LLは「らくらく無線スタート」に対応していて、暗号化キーなどを入力することなく、指示に従い設定ボタンを2回長押しするだけで設定が完了しました。その他の機器も、暗号化キーを入力するだけです。
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自宅の普段のブロードバンド接続環境は光回線で、MacBookとiPadは無線LANルーターを利用して接続しています。通信速度測定サイトでは、下り24Mbps/上り21Mbps程度の速度が得られています。そして、光からAterm WM3300Rにつなぎ換えると、数値は下り7Mbps/上り5Mbpsといったところになるのですが、体感上はいつもとほとんど変わりなく使えます。家の外でも移動中でもこの速度で使えるのは、とても快適です。
普段、3G回線で利用しているiPhoneは、とても快適な速度に変身します。Speed Testというアプリでは、3G回線で下り1.4Mbps/上り0.2Mbpsですが、Aterm WM3300Rを使うと、下り5Mbps/上り4Mbpsにスピードアップします。iPod touchを使っている同僚に聞くと、ネット接続できるようになって、いつものiPod touchがよりかわいく感じると言っていました。Advanced/W-ZERO3 [es]使用者の感想は、ウィルコム回線とは全く別次元ですが、WiMAXの速度には端末やブラウザの能力が追いついていないということでした。
バッテリーについて
バッテリーの持ちは公称2.5時間なので、通勤時間対応といったところでしょうか。一日中使うなら、ACアダプターや交換用バッテリー類が必須です。 Wi-Fiルーターを使って、iPhoneのパケットを最低限に抑えるという使い方も考えてみましたが、バッテリー1個での運用は現実的ではなさそうです。
バッテリーへの充電は、付属のACアダプターにより行うことになっています。付属のACアダプターの出力は5V/1.2Aで、充電時間3.5時間となっていますので、PCのUSB端子での充電はしんどそうです。iPadのACアダプターなら、2.1Aなので対応できそうです(もちろんサポート外ですので保障はありません)。なお、USBケーブルでPCにつないで通信する場合には、からの給電でバッテリー残量が少ない場合でも利用可能と説明書に書かれています。
おわりに
普段は自宅のWi-Fi環境のみで使っているiPadでしたが、AtermWM3300Rがあると、どこでも快適な速度で使えて、iPadに羽が生えたような感じというのが最初の感想です。
バッテリーの持ちの問題もありますが、もし自宅や職場ではACアダプターで使って、移動もバッテリーの持つ範囲内という生活で、家族の中でインターネットを利用しているのが自分だけという条件なら、自宅でも外でもWiMAXを使うことにして、自宅の光ケーブルをやめて、WiMAXに完全に乗り換えるのがよいと思いました。どこでも快適な速度で使えて通信料もリーズナブルですからね。うちでは家族もインターネット利用するので、そういうわけにもいかないのが残念です。
また、普段iPhoneは、Wi-Fi環境のあるところでもWi-Fiに切替えるのが面倒で3Gのまま使っていますが、いつも手元にAtermWM3300Rがあるのなら、快適なWi-Fiをもっと使うようになると思います。
UQ WiMAXでは、他のプランに月額200円で機器を追加できる「UQ機器追加オプション」などもあり、Wi-Fi機器の他にWiMAX内蔵のPCなどを併用(同時には使えません)することができて、とても魅力的です。 iPadにWi-Fi+WiMAXモデルがあれば、快適だろうなと妄想してしまいます。
iPadのWi-FiモデルとWi-Fi+3Gモデルの選択の話題などでは、スピードの如何にかかわらず、常にネットにつながることのほうが大事であると言われるところですが、このAtermWM3300Rが手元にあれば、iPadのWi-Fiモデルだけではなく、あらゆるWi-Fi内蔵機器がいつでもどこでもネットにつながり、しかもスピードの不満もないと、まさにこれ1台で世界が変わるアイテムだと思います。
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(1)fukunishiのレポート「Wi-Fi専用iPadの使い勝手が劇的に改善! 」
(2)yagicoさんのレポート「大容量の動画も余裕で再生、帯域制限なしが嬉しい!」
(3)ハルパパさんのレポート(1)「毎日のウォーキングが楽しく! 2年縛りなしも嬉しい」
(4)ハルパパさんのレポート(2)「毎日のウォーキングが楽しく! 2年縛りなしも嬉しい」















